私は毎回アップスの講師さんたちや生徒さんたちのレッスンを見せて頂いたり、参加させて頂いたりすることで、沢山の現場に向かうためのエネルギーを貰っています。現場で思い悩んだり、立ち止まった時に、ふらっと皆さんに会いに行ったり、講師の方に電話をかけたりすることで又自分を正せる。
目の前で起きていることを正面から本当に受け止め、本当に行動するってことが如何に大事かを思い知らせてくれる。
そんな温かく力強い私の味方であると思っています。
アップスで若き日々に学んだこと。それは、自分からはじめること。自分から逃げないこと。自分を大切にすること。そこから本当の意味で相手と向き合い、社会と向き合った真実の世界に出会えること…。
ここでは伝えきれない、言葉にならない大切な時間をUPSで出会った人たちと共有した。
演技や演劇は虚構の中に輝く真実の原石。奈良橋陽子さんは心のキャッチボールのやり方を僕に教えてくれた人。
恥ずかしがらずにいつでも自分さらけ出せるところ、それが、このアップスです。
一番やりたい事は一番怖いです。
私は夢を何度も諦めかけましたが、アップスアカデミーに辿り着けた事がとても幸運で、ここで演技を学べた事、出会えた人達が一生の宝物になりました。心からそう言えます。
人の心を打つ本気の表現、そもそもの人間らしさ。
万国共通である”人間らしい”演技をアップスアカデミーでは探求できると私は思っています。アップスアカデミーの個性的で愛のある講師達が私は大好きなのです。これからも俳優として繋がっていきたいですし、学び続けたいと思えるそんな場所です。
アップスアカデミー で学ぶことは全てが新鮮で、難しくて、私にとって挑戦でした。お芝居をする時、どう準備するか、どうやったら自分の体を使えるのか。演技と向き合うための基礎をしっかりと学びました。
幅広い年齢の、志がある人達がここに集まります。挑戦しないことに理由をつけないで、とりあえずやってみる。自分の好奇心と本音に向き合っていくのにいい場所だと思います。
アップスアカデミーに巡り会えたことは、役者、そして人間としての原点であり宝です。アップ言葉では言い尽くせない想いがあります。アカデミーでの2年間、講師達や仲間達と一生懸命その時を生きることに食らいつき、幾度ものかけがえのない瞬間を分かち合ったこと、その魂を忘れません。
これから、ここで演技を学ぶ皆さんへ
自分のとなりに座る仲間達はずっとあなたの先生です。共に一つずつ積み上げていきましょう。